新型コロナウィルスによる我慢が続きますがみんなで乗り切りましょう。

⑧米国株への投資で利回り+2%の合計8%を目指すなら!~購入法及びリバランス~

具体的に購入したい銘柄が決まったら、次はどんな手順でそれらを購入するかが大切となってきます。

定期の購入方法としては、自分が決めた購入時期(毎月だったり随時だったり)のほか、年に一度は起こる相場の暴落時の買い増し方法が挙げられるでしょう。

また、保有し続けていく過程で、ある銘柄が値上がりし、ある銘柄は値下がりするといった状態が続くと、ポートフォリオ全体に占める特定の銘柄の割合が、目標と乖離してくることが多々あります。

このような乖離は定期的に是正されることで、常にそのポートフォリオのパフォーマンスが維持されてきますので、年に数回程度是正(つまりは売り買い)を行うことが必要となってきます。

それをリバランスと言います。

ただし、資産の増殖率などからシュミレーションした場合、年に1回のリバランスで十分という結果も出ているようです。

2回以上行うと、税金などで手元に残らない部分が多くなり返って非効率になるためです。

より具体的に言うと、リバランスとは、目標とするポートフォリオ比率に近づけるため、その時点で値上がりし、一番割高となっている銘柄を売り、下がって一番割安となっている銘柄を買い増しすることを言います。

また、あると便利な定期購入手法ですが、米国株や米国株ETFなどについて、定期購入できるシステムを用意しているのは現在のところSBI証券だけです。

興味のある方は同社のサイトをご覧ください。

資金的に余裕がある方は、通常の投資信託と同様の積み立て投資が設定可能ですが、私は利用していません。

その他の証券会社を利用する場合は1単位ずつの手動購入となります。

ここではまず、〇〇ショック時などが発生し相場が暴落した場合の購入方法とリバランスの方法を挙げてみたいと思います。

なお、あくまで私の方法ですので、これにより発生した損失などの責任は負いかねますのであくまで参考手法としてご理解願います。

1、相場安定時の購入法~逆ピラミッディングドルコスト平均法~

ドルコスト平均法はみなさん聞いたことがあるかもしれません。

毎月決まった額を、相場の多寡にかかわらずコツコツと買って積み立てしていく方法です。

この方法は5年以上の長期投資戦略に立って、相場の上下に影響されることなく平均購入額を下げることが出来るとして投資戦略の王道のように言われています。

私が推奨する方法は、そのドルコスト平均法の平均購入額低減効果をより一層高めるために行うものです。

相場というものは長期的に見れば右肩上がりですが、途中途中は小さな上下の波動を描いていますすし、時には大きく落ち込むこともあります。

そして、大きく落ち込んだ時によりたくさん購入できれば平均購入額を下げることができます。

では、いつ大きく落ち込むのかと言うと、それは誰にも分りません。

そこで、いつ大きく落ち込んでも良いようにするための手法として、数か月先までの「指値購入予約」を利用します。

これによって、証券会社によっては、向こう3か月間くらいのあいだ指値設定できます。

あとは、たまに指値設定を補正するだけです。

相場が上がり続けていれば、指値を高くし、下がっていればそのまま様子を見ます。

さらに、下落時の購入効果を高めるための手法として、「逆ピラミッディング」という手法を採ります。

これは、次の「2、暴落時の購入法」で述べます。

2、相場暴落時の購入法~3段階投資法~(参考)

まず、〇〇ショックが発生し、数日間に渡って相場の下落が続いている場合を想定します。(例として、2020年2月に発生したコロナショックを取り上げます。)

①まず、主要指標の10年チャートを用意します(ここではダウ平均)

これを参考に、コロナショックの当面の下値を探りに行きます。

コロナショック発生から2週間後のチャート

発生時点でのダウ平均は約26000ドルでした。

直近の最高値から実に2000ドル以上も下落しています。

長期移動平均線(オレンジ色)のすぐ上あたりの23500ドル程度が当面の最も最悪の場合の底値と想定します。

②次に5年チャートを用意し、より詳細に底値のシュミレーションを行います。

同日のダウ平均の5年チャート

前回暴落時の底値は22000から23000ドル弱当たりなので、今後下落が長期化し続けて行ったとしても、最悪そこまでの間で一旦底入れするであろうと仮定します(これはあくまでも最低最悪の場合の値です)。

これをまず最初に「3番底」と定義します。

私の相場理論では、暴落による影響は、その時点での他の諸要因を考慮して連鎖していったとしても、最大でも3段階の下落で終息すると考えています。

まずは、投資家の心理的側面からみて、目下の心理的底値の最低値(これはあくまでも、直感的なものであり根拠はありません)は、チャートでみて誰もが分りやすい基準となると思われる24000ドル程度。

この24000ドルを「2番底」になるかもしれないと仮定します。

なぜ「1番底」であると仮定できないかというと、そもそも株式投資では、下落や上昇が続いている場合、それを打ち消す反対のローソク値(下落の場合は陽線、上昇の場合には陰線)が生じないと、その傾向が反対に向かうと明確に判断できないためです。

とすれば、現在の26000ドルは、ここ数日の連続下落の結果生じている者であり、一旦反発が予想されるが、「1番底」の状態である(正確には「1番底であった」)といえるためには少なくとも短期チャート(3か月程度)陽線が出ることが必要です。

「2番底」は目先の心理的底値である24000ドル程度、「3番底」は前回の暴落時の底値から想定される22000ドル程度(ただし、この3番底までは短期的には到達しない場合も多いため長期的視点から判断が必要)であると想定されます。

③1番底を確認した段階で、まず最初の1/3程度の買いを入れる。

暴落が数日続いてきたら、株価は一旦反発する可能性が高くなってきます。

なぜなら、連続下落が続いた後は、一旦売りが出きってしまうことになり、反対取引である買い戻しが入る場合が多く、また事態の早期終息が起これば、株価はその直後から急に回復する可能性も高いためです。

買いを入れるタイミングとしては、終値が1番底想定価格を割ったのち、3ヵ月チャートで陽線が出たときに希望する個別銘柄の買いを行います。

ダウ平均3か月チャート

この段階での個別銘柄VGTのチャート

投資対象個別銘柄であるVGTの個別チャート

ダウ平均チャートと同じく、240ドルを割ったのちに、陽線が出ています。

ここで初めて個別銘柄(VGT)を予定資金の1/6程度購入します。

なぜ1/6なのかは後述します。

この結果を持って、初めてダウ平均26000ドル(VGT240ドル)あたりが「1番底」であったと確定できるためです。

陽線がでたタイミングで1/6程度までの資金量の間で買いを入れて、その後いったん様子をみる。

さて、今回のコロナショックでは、その後数日たっても、次の2番底(ダウ24000ドル程度)を見据え(一旦割り込んで回復している)ながら、乱高下を繰り返す段階が続いています。

このように大暴落が起こった直後というのは投資家は不安を抱き、政府などは追加追加の策を打って、なんとか株価を回復させようとします。

そこで、このような上下動を繰り返すのです。

我々はこのような上下動に一喜一憂せず、淡々と売買していきましょう。

上図の段階で24000ドルを割り込んできました。

まだ大きく割り込んでいるわけではないので、その後の陽線がでましたが、しばらく様子見でもよいし、この時点で明るいニュースが続くなどして、事態が収束していくと予想するならば、少し購入してみてもよいでしょう。

最近はAIによる自動売買のシステムで、一旦大きく値を下げ(数百ドルから1000ドル以上の値下げ)た次の日は大きく買い戻しが入る傾向にあります。

余裕資金のある方は、そのような株式市場の特性を生かしてデイトレードなども面白いかと思います。

が、あくまで投資は余裕資金で行うようにしましょう。

向こう3~5年の間に必ず使う予定の資金は投資に回してはいけません。

それを使ってしまうと、日々の株価の大きな変動でメンタル的にも資金的にも大きく支障を来すことになるからです。

この時点での個別銘柄VGTのチャート

VGTの個別銘柄チャート(乱高下中)

この段階では、様子見なので基本的には買いを入れません。

世間のニュースでも、コロナウィルスのパンデミック化を発表し、世界は悲観ムード一色となっています。

その後、ダウ平均の推移を見守りながら、下落が続き「2番底」である24000ドルを割り続けていくようなら、長期下落&リセッションモードへ突入する可能性が高くなるため、追加投資(残りの5/6)は控え「3番底」がどのあたりになるかを見極めます。

今回のコロナショックでは、短期的に回復の見込みがないことから、世界的流行(パンデミック)がWHOから発表されたのを契機に、株価は堰を切ったように下落し続けています。

ついに3番底(予想)に達したダウ平均株価

当初の段階で3番底となる見込みでった22000ドルを割り込んでさらに下落しそうな勢いです。

この場合、過去からの相場理論はもはや通用しませんので、当面買いは控えながら、株価下落の終息を見守る展開となります。

具体的には、1週間程度から長ければ数か月間ダウ平均の推移を見守ります(下値の目安であるダウ22000ドルを破って、最終的にどこまで下がってくるかは不明となってくるため)。

途中途中の状況で、底値を確認(様々な指数などや著名な機関の景気底入れ確認宣言など)したら、2番目の買いとして資金の2/6(1/3)で購入します。

それ以上に下がってくるようなら、一旦買いはストップし様子見となります。

コロナショック発生から3週間後のダウ平均チャート

ダウ平均3か月チャート

ほぼ1日単位で暴落と急上昇を繰り返しながら、下落し続けています。

市場がコロナウィルスと、毎日のように発表されるさまざまな経済政策や要人発言に一喜一憂している姿が見て取れます。

このような状態ではまだ相場が落ち着きを取り戻し始めているとは到底言えませんので、もうしばらく様子見が肝心でしょう。

(資金に十分余裕のある方は、一旦少額を買ってもいいと思います。)

個別銘柄(VGT)のチャート

個別銘柄VGTの同日チャート

このVGTはS&P500に含まれる主要な情報セクター銘柄のETFですのでダウ平均とほぼ同じ動きをしています。

このような大暴落時に、株価の底入れを見極める一つの基準が、「VIX(恐怖)指数」と呼ばれるものです。

市場の恐怖度を表す指数VIX

米株式市場のボラティリティー、金融危機上回る-VIX過去最高更新 – BloombergR2.3.19付記事

16日の米株式市場で主要株価指数が1987年以来最大の下げを演じた中、ボラティリティー(変動性)の指標が過去最高に上昇した。

 S&P500種株価指数が前営業日比12%の大幅安となり、市場の先行き不安の指標とされるシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数、VIXはこの日82.69で終了した。これまでの終値ベースの最高は、米議会が金融危機当時に自動車業界救済計画の採決を延期した2008年11月20日に付けた80.86。VIXは16日に一時83.56まで上昇し、08年10月24日に記録した日中ベースの過去最高である89.53に迫った。

このVIX指数とは、簡単にいうとS&P500銘柄の先物取引での値幅の大きさを表す指数です。

先物取引は、相対取引と呼ばれる、別の取引の際のリスクヘッジ手段として行われることが多い取引です。

投資家などが今メインとして取引している過程で、将来損失が生じることを想定して、同じだけの反対利益が出る取引をあらかじめ仕組んでおくのが相対取引(リスクヘッジ取引)と言われます。

投資家が将来起こりうる損失が大きい可能性があると想定すれば、相対取引で指定する値幅もそれだけ大きく利益がでるように設定します。

従ってこの設定値を示すVIX指数が大きいと言うことは、投資家がそれだけ将来の大きな損失を見込んでいるということ、つまり市場取引に対して「大きな損失≒恐怖心」を抱いていると想定されることから、この指数を「恐怖指数」と呼ぶものです。

大暴落時にはこのVIX指数が大きくなる傾向にあり、今回のコロナショックでは、終値で過去のリーマンショックのそれを上回ったということです。

この状態では、まだ市場は恐怖の真っただ中にありますので、今後もしばらくは買いを控え、市場動向を見極める必要があるでしょう。

株価が底入れしたとは到底いいがたい状況です。

資金に余裕があって、リスクがとれるなら、この時点で一旦少し買いを入れるのもありでしょうが、基本的には

①このVIX指数が小さくなってくること(少なくとも70以下)と、②大暴落の直接の原因となっている事象のピークが過ぎ、事態が膠着化しつつあることの2点が株価底入れの判定条件となります。

株式市場では、悪材料も好材料も「折り込み」という表現を使うほど、意外と早期に影響を見切ってしまい、株価が動く性質があります。

従って、事態が完全に終息し回復方向に向かい始めた段階では、市場は既に値が戻ってしまっていることが通常です。

従って、悪材料の拡大が収まった段階ですでにそれは株価に「折り込まれ」ていますので、それまでは買いは控えるのがベストです。

そして、このように、●●ショックなどの大暴落が生じた場合、資金の配分はいわゆる「ピラミッディング」という手法を採ります。

今回は値下がりに合わせて買い進むため、いわゆる「逆張り」という戦法となりますので、ピラミッディングは頂点から底辺の順で買い進みます。

株価の推移を見守る時間的余裕がない場合には、3番底よりかなり下での終息を想定した指値買い予約(今回の場合は、投資家から見て分かりやすい下値となる150~200ドル程度)を入れておくなどしても良いでしょう。

例えば、購入資金が100000(約980ドル)円であるとして、下のVGT(現時点で1株210ドルとする)を購入したいとします、

1番目の買い 190ドル 1株  (全体の約1/6の資金)

2番目の買い 170ドル 2株  (全体の約2/6(1/3)の資金)

3番目の買い 150ドル 3株  (全体の3/6(1/2)の資金)

以上 980ドル

この方法であれば、株価が思うように下がらなくても190ドルの1株(場合によっては170ドルで2株も)は買える確率が上がりますし、仮に下がり続け買い進むことが出来た場合でも、一度に190ドルで6株買ってしまった場合よりも含み損を最小にできます。

そして、運よく3番目の買いまで進めば、その後の値上がりの初期段階で、早と全体の含み損を解消できるからです。

逆張りのピラミッディング手法

1株ずつ購入する場合を想定して、小口購入手数料の安い証券会社を選ぶと良いでしょう(SBI証券がおススメです)。

投資対象となるVGTの同時チャート

ただし、●●ショックは、その後の経済情勢の大きな悪化をもたらすことも想定され、その場合には比較的長期間(半年~数年)に渡ってダラダラと影響が続くことになります。

従って、今回のピラミッディング購入を行った後も、含み損失についてはある程度長期化することを覚悟しましょう。

私と同じく超長期的な投資(少なくとも5年以上かけて優良銘柄を保有し、配当収入とキャピタルゲインを得ること)を目的としているのであれば、逆に「長期的な経済成長が右肩上がりのカーブのままである限り、何があっても保有銘柄は投げ売りしない!」と持ちこたえていただきたいと思います。

以上が暴落時における、私が採用している全3段階に分けた投資方法です。

3、リバランスの方法(年に1~2回程度)

暴落が起こらなくても、半年から1年経過していけば、個別銘柄の間で不均衡が生じ、資金配分が変わってくることとなります。

そういった場合にリバランスを行います。

KHPPリバランス表

リバランスの手法は簡単で、「その時点で一番含み益の割合が高い銘柄の一部を売却し、含み益の割合が一番低いもしくは含み損の割合が一番高い銘柄を、全体として適正な配分割合となるように計算して購入するだけ」です。

上図では、TLTを1単位売却し、VGTを1単位購入することでほぼ最適なポートフォリオ比率に近づきます。

この作業は、ポートフォリオにたくさんの銘柄を組み入れている場合には、複雑な計算やシュミレーションを必要としますが、私の推奨しているKHPPではわずか3銘柄程度にしか投資しませんので、比較的簡単な作業にとどまるかと思われます。

3、通常の新規購入の仕方

気に入った銘柄が見つかったりしたとき、一体いつのタイミングで購入していけばいいのか、わかりませんよね?

その銘柄のチャートを眺めて、下がってきた時に買おうとする方が多いと思いますが、それは一体いつのタイミングなのでしょうか?

今回のコロナショックで暴落した今は、確かにほとんどの銘柄の「買い時」ですので、このような時期も一つの選択肢です。

しかし、株価が比較的堅調に推移しているときなど、漠然と上がるのか下がるのか分からない時はタイミングを計るのが難しいです。

そんな時に使いたい手法が、「今より値が10%下がったら買う」と決めて、逆指値買いをすると効果的です。

最近の証券会社は向こう3か月以上もの期間に渡って、指値買いを登録することができますので、今より下がった頃を見越して購入できるようにしておきます。

株価は年間で10%以上は動くので、順張りで利益を得たい方は、「今より5~10%下がった値段で買い注文を入れておく」ことをおススメします。

これにより、日々の株価の動きに振り回されることなく他ごとに集中できますし、気が付いたころに買えていたという状況となり、概ね良い結果が得られます。

もちろん、指値を入れて、いつまでも下がらず買えないこともあります。

その場合、別の銘柄を探せばよいでしょう。

投資に絶対はないのですし、その銘柄1本に拘る理由もまったくありません。

従って、自分が選んだ銘柄をできるだけ安く買う。

これに尽きると言えます。

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